全てを指定できるフルオーダー住宅

フルオーダー住宅の設計方法

家を建てるときには選択肢があり、建て売りと呼ばれる出来合いのものと、注文住宅と呼ばれるフルオーダー住宅があります。フルオーダー住宅は自分が設計から全て決められるので、自由度のとても高い家になります。ただ、自分が建築士でもない限り素人が図面を書いてもしっかりとした家は造れないため、専門の建築士に見てもらいつつ盛り込みたい要素などを入れていきます。一軒家の場合多くは家族設計から入ります。今は夫婦と子供が一人だとしても、二人目も欲しいと考えていた場合はその部屋も用意する必要があるからです。これは二世帯住宅なども同様で、ゆくゆくは両親と同居したいと考えているなら、その住居スペースを用意する必要もあるでしょう。

流行りの要素を詰め込める

流行りの要素を盛り込めるのも注文住宅のメリットです。システムキッチンを作ったり、ロフトや吹き抜けを作りたい場合は、設計の段階からその要望を伝えておかなければなりません。庭を広くして駐車スペースだけでなく家庭菜園を作りたい、などの場合も土地の広さを考えて家を調整する必要があります。こういった要望は夫婦などで話し合って、とりあえず案を出した後、条件に合わせて削っていくのが良いでしょう。断念せざるを得なかった部分を残念に感じる場合もありますが、案自体を出さなかったことを考えれば後悔の残らないやる方と言えるからです。他に大きな要素としては、オール電化や床暖房などがあり、希望する場合は初めの段階から条件に盛り込んでおくと良いでしょう。